社員を知る

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海外からの刺激を後押しに、
開発職として学び続ける日々

Y.Y.

2015年4月入社 開発・設計部門

働く環境、モノづくりに携われる仕事内容を魅力に感じて
開発としてモノづくりに携われることから、新川センサテクノロジへの就職を決めました。地元で働きたいと考えていた私にとって、転勤のないことも魅力でした。
入社して2年くらいは、開発している商品のテストを担当しながら、自社製品の知識を深めていきました。その後、担当製品を持たせてもらい、どのような製品にすればお客様のニーズを満たせるだろうかという製品企画から構成、実際に現場へ行ってお客様の使えるものになっているかの実機検証などを行いました。入社9年目となった今は、これまで関わったことのない大規模システムの一角を担当しています。社内外で多くの方が開発に携わるなか、私自身も知識を新たに身につけつつプロジェクトに貢献しようと励んでいます。
ドイツ出張でさらに広がった視野と物事の考え方
日常業務の中でも学びは多いですが、より幅広い視野で物事が捉えられるよう与えてもらった機会が、3年目の海外出張でした。ドイツのハノーバーメッセという大きな展示会で、日本以上に産業機械の近代化が進んだ地において、その最先端を感じてくることがミッションでした。
それまでの私は、どちらかというと細かい性能ばかりを気にする傾向がありましたが、海外の展示会で様々な機械や考え方へ触れるうちに、「実際に使うお客様にとって簡単にわかる」こと、「大事な設備が健全に作動しているか、異常があるのかがすぐに伝わる」ことこそが優先事項であると肌で感じることができました。他にも他社のセンサやアプリケーションに触れ、「自社の規模感であれば、これをどんな風に実現できるだろう」と思慮を巡らすことができ、大変有意義な経験でした。
社内で“自分が一番”と言える分野を見つけ極めたい
こうして様々な経験を積ませてもらい、気が付けば私も中堅です。広く浅くも大事ですが、人に教えられるよう、少なくとも社内で“これに関しては自分が一番”と言える知識や技術を身に着けていかなければいけません。私が今考えているのは、Matlab(数値計算処理やディープラーニングの分野で活用される開発環境、プログラミング言語の名称)に関する知識を十分に備え、業務に活用できる人材になることで会社に貢献することです。
開発を取り巻く環境は日進月歩で変わっていきます。基礎は学生時代に身につけられても、就職してからも勉強の連続です。今まで使われていた技術も、数年経てば新しいものが出ていることも珍しくありませんから、日々の業務と並行して研鑽を積んでいきたいです。